わぁい!
GCPでコスパ最強のアプリ環境App Engineで長年待ち望んだPython3が公開されました。まだβ。
従来のGAEと大きく変わるためSecond generationと呼ばれてます。
App Engine standard environment runtimes | App Engine Documentation | Google Cloud
これまであった言語のバージョンが古いとかライブラリが限られるとか、大きな欠点がなくなり、GKE+HTTPSロードバランサーを使わざるをえなかった状況がかなり減りそうな予感。
GKEと比較したGAEのメリットはパッと思いつくだけで
- インスタンスの常時起動が不要!
- HTTPSロードバランサーの最低料金(2000円/月ぐらい)が不要!
- SSL証明書の設定・更新も自動!
- オートスケールの設定も楽ちん!
- バージョンごとにユニークなURLが振られて確認しやすい!
Python3.7ということで、DjangoなんかはGAE一択になりそうな予感。
Nodeも8だから、Cloud Functionsの方で肥大化してしまったサービスはGAEに移した方が管理しやすいかも。
Nuxt.jsを使ったSSRのVue.jsアプリなんかもGAEでいけそう。
さすがにヘッドレスChromeは無理かな。。。と思ってググったら公式にあるからいけそう!
Using Headless Chrome with Puppeteer | App Engine standard environment for Node.js docs | Google Cloud
とはいえ、まだ触ってないので、これからガンガン試してみる。
でもコスト面では一概にGKEよりGAEがいいとか安いとかはいえず、一定のアクセスがくるようなサービスはGKE、波が大きいのはGAEみたいな使い分けが必要なってくるかも。
また小さいサービスをたくさん組み合わせるようなシステムの場合は、GKEでローカルIPで接続した方が、グローバルに出てドメインでアクセスする必要のあるGAEに比べて圧倒的に早いし、GKEの方が効率よくマシンを使えそう。