oceanusでは、Google Cloud Platform(GCP)のGoogle Container Engine(GKE)を使っていますが、これらを使うとほぼ何も設定せずに、アプリ側で標準出力へのエラーを出すだけで、Google側でログを集めてくれます。
サーバーを増やすごとにそれぞれにfluentdを入れて設定するのは手間なので、非常に楽。内部的にはGoogle仕様のfluentdが動いてる模様。
しかもWEB画面でほぼリアルタイムに閲覧、検索ができるのも便利。
さらにメールなどでの通知も簡単に設定できました。
GCPの管理画面のメニューからログをクリック
アラートを出したい条件を設定して指標を作成
自分で出したものはすべてERROR扱いされてしまうようなので、Container Engineに絞り、テキスト検索で「CRITICAL」を絞り込んでます。
作成した指標からアラート作成
Stack Driverの画面に飛びます。
通知条件、通知先を指定。
何分に何回以上、以下などを指定できます。今回はCRITICALなものなので、5分間に1回でもあったらとしました。
通知先は、メールの他、SMSやSlack、WebHookもあるので、ほぼなんでも対応できそう。
これで、エラー以外でも普段頻繁に出してる正常なログ(書き込み成功など)が減った時なども指標に利用できそうです。
Stack Driverは有料化され今はお試し期間中だけど、無料枠で十分使えるかはこれから調べる必要がありそう。
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