GAミント至上主義

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法人契約でプロバイダに帯域制限を喰らった話

YAMAHAルーター(RTX1210)、スイッチ(SWX2300-16G)でネットワークを組み、回線にはフレッツの1Gマンション、インターネットプロバイダには安くて、ネット上での評判も問題ないA社を選択。

引っ越し前の回線テストでは300Mbpsを叩き出し、これは良いと思ってた。

しかし、新オフィスに引っ越し、20人ぐらいが使い始めると1時間ぐらいで、いきなり1Mbps以下、ひどいときは数Kbps台に速度が落ちた。


ルータ、ネットワーク周りの問題かと思い、ルーターのログを見る、再起動する、ハブを外してみるなど、いろいろ試してみるも、原因に検討が付かない。


ルーターの管理画面で、WAN側の回線速度を見ると、ぴったり10Mbpsのちょっと下で止まっていた。


まず思いついたのが、どこかに10Mbpsしか出ないLANケーブルが混じってるという原因。全体はCAT5e。これはルーターにノートPCを直結することで、ありえないと確認。


そして次に、プロバイダ側の制限。Winnyとかの使い過ぎで個人で制限を受けるというのは知っていた。けどまさか仕事で使うサービスで制限があるとは。

A社のサイト、申込書を見る限り帯域制限についての記述はなし。

たしかにGoogleドライブとかみんなで使っていて、アクセスは多いかもしれないけど、20人が使って1時間ぐらいしか経ってないので、その程度では制限されないだろうと思っていた。

電話で確認してみると、ユーザーの利用方法によっては制限をすることがあり、うちもその制限にひっかかっているとのこと。

具体的に何をするとダメなのかは聞いても教えてくれないし、システムで自動でやるから個別に対応もできないとのこと。まったく話にならなかった。


翌日、S社に代理店を通して契約を申し込み、3時間程度で電話越しで接続情報をもらい、無事接続。

S社の方は一か月近く使っていて、利用者数も3倍ぐらいになったけど、A社のような制限は受けていない。


安いプロバイダの危険性、特にWEB、ネット中心の会社はA社は避けた方がいいと勉強になった。安いといっても値段は月に数百円しか変わらないのに。


プロバイダはケチらないこと。